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ヘリコバクター・ピロリ菌感染症

 

 ピロリ菌に感染している??

最近話題のピロリ菌。

ピロリ菌は胃がんとの密接な関係があると言われております。感染していると胃炎がおこり、ジワジワと進行し、胃・十二指腸潰瘍や胃がん、その他の病気のリスク因子になります。予防として除菌療法の有用性が報告されています。

50歳以上の日本人3人中2人は胃の中にピロリ菌がいると言われています。またお子さまを持つ前の若い世代がピロリ菌検査を受け、感染があったら除菌することは、次世代の胃がん予防にもつながります。もしかすると自分にもいるかもしれないと不安に思っていらっしゃる方、ピロリ菌の検査、除菌治療については、豊富な経験をもっていますので当院にお気軽にご相談にいらしてください。

 

感染経路は?

感染経路はまだはっきりとは解明されていませんが、口を介した感染(経口感染)が大部分と考えられています。

ピロリ君

 

ピロリ菌はどんな病気を起こすのか?

ピロリ菌が胃の粘膜に感染すると炎症が起こります。感染が長く続くと、胃粘膜の感染部位が次第に広がり、慢性胃炎となります。この慢性胃炎が胃潰瘍や十二指腸潰瘍、萎縮性胃炎を引き起こし、その一部は癌に進展します。

ピロリ我が国の調査では10年間で胃癌になった人の割合が、ピロリ菌に感染していない人では0%だったのに対し、ピロリ菌に感染している人では2.9%だったと報告されています(Uemura N, et al.:N Engl J Med. 2001;345(11):784-9)。

ピロリ菌による

慢性胃炎がある方への除菌治療が

保険適用になりました

2013年2月22日より、ピロリ菌による慢性胃炎がある方への除菌治療が保険診療可能となりました。まずは胃カメラでピロリ菌による胃炎の有無を調べる必要があります。胃カメラでピロリ菌による胃炎が疑われた場合は、採血・呼気検査等にてピロリ菌の有無を調べ、ピロリ菌が検出された方は医療保険で除菌治療を受けることができます。

 

除菌療法について

ピロリ菌の感染によりさまざま病気を引き起こすことから、日本ヘリコバクター学会のガイドラインでは、すべての感染者に除菌療法が勧められています。

2種類の抗生物質と胃酸を抑えるお薬を1週間のんでいただきます。

現在除菌の成功率は70〜80%程度で、成功率を上げるためにも薬を飲み忘れないこと、治療中はタバコや飲酒をやめることが重要です。除菌薬を飲み終わった後に尿素呼気試験でピロリ菌の残存の有無を調べます。ピロリ菌が消えていれば除菌は成功となり、治療は一旦終了となります。ピロリ菌が残っていればお薬の種類を変えてもう一度保険で除菌治療をすることができます。お薬の内服が終了した後に再度尿素呼気試験を行いピロリ菌の有無につき検査を行います。

 

ピロリ菌の除菌治療

※除菌薬を内服する1週間は、禁酒・禁煙してください。抗生物質にアレルギーをお持ちの方は事前にご相談ください。

~ピロリ菌の除菌治療の副作用について~

下痢・軟便

味覚異常

肝機能の検査値の異常など

 

胃がんリスク検診とは

=胃ABC検診)

血液検査(採血)によって胃・十二指腸潰瘍の主な原因と考えられている『ヘリコバクター・ピロリ菌』の抗体価検査と胃粘膜萎縮(老化)マーカーであるペプシノゲン検査とを組み合わせて、胃がんリスクをABCの3群に分類します。このABC分類を用いて、胃の状態を判定し、効率的に検診を方法を示したものが、ABC検診(胃がんリスク検診)です。

萎縮度検査※ABC検診は『胃がん検診』に代わるものではありません。ヘリコバクター・ピロリ抗体価検査やペプシノゲン検査は胃粘膜の状態を評価するのに有用ですが、胃がんを見つける診断方法ではありません。

 

 

 

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