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肝臓がん

肝臓がん

肝臓がんは「原発性肝臓がん」と「転移性肝臓がん」の2つの種類があります。それぞれの特徴について解説します。

 

原発性肝臓がん

原発性肝臓がんとは、肝臓の細胞そのものから発生したがんのことで、発生する部位によって「肝細胞がん」「胆管細胞がん」に分類できます。

① 肝細胞がん

肝細胞がんとは、肝臓の大部分を占める肝細胞に発生する癌のことで、発生頻度が圧倒的に多く、一般的に「肝臓がん」と言うのは「肝細胞がん」を指します。

② 胆管細胞がん

胆管細胞がんは肝内胆管がんとも呼ばれ、肝臓で作られた胆汁を十二指腸へ運ぶ胆管の細胞に発生する癌です。原発性肝がんの3~5%を占め、発生頻度は少ない癌ではありますが、近年、増加傾向にあります。

 

転移性肝がん

転移性肝がんとは、肝臓以外の臓器に発生したがんが肝臓に転移した癌をいいます。多くの癌は、その進行に伴い他の臓器へと転移することがあり、その中でも肝臓への転移は、ほぼ全ての癌で起きる可能性があります。

肝臓がんの症状

肝臓は、私たちが生きる上でなくてはならない臓器です。肝臓は、多くの働きを担っているのにもかかわらず、症状が現れにくいため、体調のわずかな変化も見過ごさないことが大切です。

 

原発性肝臓がんの症状

① 肝細胞がんの症状

肝細胞がんは初期の段階では自覚症状が乏しく、健康診断などをきっかけに発見されるケースがほとんどです。しかし、肝細胞がんの進行に伴い、倦怠感・腹痛・腹部圧迫感・浮腫・腹水・黄疸など、様々な症状が現れます。

 

② 胆管細胞がんの症状

胆管細胞がんの場合も早期には症状が出ないことがほとんどです。胆管細胞がんは、胆管からがんが発生するために、進行すると胆管内を流れる胆汁の流れが滞り、黄疸症状(身体や目が黄色く染まること)が出やすい傾向にあります。黄疸のほかに、みぞおちや右脇腹の痛み・右肩の痛み・発熱・全身のだるさ・食欲不振・体重減少などの症状が現れます。

転移性肝がんの症状

転移性肝がんの場合にも初期の段階ではほぼ症状がなく、進行に伴い、倦怠感・腹痛・腹部圧迫感・浮腫・腹水・黄疸など、様々な症状が現れます。

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