いわゆる「生活習慣病」は、初期の頃には自覚症状がほとんど見られません。そのため、本人も気づかないうちに少しずつ進行し、ある日突然、心筋梗塞や脳卒中といった病気になって現れることがあります。 生活習慣病がかかわる病気には命の危険を伴うものも少なくありません。 以下のような習慣のある方は、定期的に健診を受け、健康チェックをされることをおすすめします。
こんな習慣はありませんか?
糖尿病
何らかの原因でインスリンが作用しなくなり、血液中のブドウ糖が利用されなくなることによって生じる病気を「糖尿病」と言います。
血液中にブドウ糖が増えると、血液がドロドロになり、血管に負担を与えるようになります。最初のうちは自覚症状がありませんが、糖尿病が進行すると、のどの渇きや体重減少、頻尿、立ちくらみといった症状が現れます。
脂質異常症(高脂血症)
血液の中で、HDL コレステロール(善玉コレステロール)が少なくなり、LDL コレステロール(悪玉コレステロール)やトリグリセライド(中性脂肪)が増える病気のことを「脂質異常症(高脂血症)」と言います。
悪玉コレステロールや中性脂肪が血液中に多くなると、血管壁に脂質が粘着して血管が徐々に細くなっていきます。 はじめのうちは特に自覚症状はありませんが、病気が進行すると心筋梗塞や脳卒中といった命にかかわる病気になるおそれもあります。
高血圧
収縮期血圧(最高血圧)が130mmHg 以上もしくは、拡張期血圧(最低血圧)が85mmHg 以上の状態を「高血圧」と言います。
初期段階では、自覚症状が全くと言っていいほどありません。 しかし、血圧が高い状態が続くことで動脈硬化が進行して、動悸・息切れ、耳鳴り、頭痛が伴うめまい、夜間多尿といった症状が現れるようになります。
院長からのメッセージ
当院では、検査データを分析したうえで、一人ひとりの生活に合った、無理のない改善方法を見つけていくようにしております。
生活習慣病改善のために何をするべきかは人それぞれ。 それらを私たちと一緒に探していきましょう。
患者様・ご家族の願いに寄り添います
身体のことで不安なこと、心配なことがありましたら、いつでもご相談ください。※予約枠の空きが無い場合でもお電話にてご調整させて頂きます。